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足の裏の多汗症は〇〇が原因!治療法や放置するリスクを解説 

足の裏の多汗症は〇〇が原因!治療法や放置するリスクを解説

足の裏の多汗症とは、気温や運動などの理由がないにもかかわらず、足の裏に大量の汗をかく疾患です。

ストレスによる自律神経の乱れや、遺伝を原因とするケースが大半です。

治療法としては、市販薬・処方薬・ボトックス注射・手術の4つがあります。おすすめは処方薬です。

今回は足の裏の多汗症の原因や治療法、放置するリスクなどについてまとめました。

多汗症の治療実績が豊富なクリニック・医師の目線から、本音で分かりやすく解説します。

記事を最後までチェックすれば、足の裏の多汗症に関する悩みを解決する方法が明確になります。

目次

足の裏の多汗症とは?

足の裏の多汗症は、気温の上昇や激しい運動などの理由がないにもかかわらず、足の裏に大量の汗をかく疾患です。

正式名称を「足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)」と言います。

足蹠多汗症は、足の裏や手のひら、脇などに現れる「局所多汗症」の一種です。

局所多汗症は、原因が分からないものを「原発性」、疾患などを原因とするものを「続発性」と言います。

足の裏には「エクリン汗腺」と呼ばれる汗腺が密集しています。

足蹠多汗症では、足の裏にあるエクリン汗腺のコントロール機能が正常に働きません。

足の裏の多汗症とは?

そのため、季節や室温に関係なく、常に足の裏が湿っている状態が続きます。

2020年に60,969人を対象に行われた調査によると、2.3%が原発性足蹠多汗症でした。
出典:日本皮膚科学会ガイドライン 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2023 年改訂版 160ページ

私って足蹠多汗症?簡単にわかるチェックリスト

自分が足蹠多汗症なのか、それとも単なる汗っかきなのか判断に迷う方も多いでしょう。

以下のうち2つ以上に当てはまる場合は、足蹠多汗症の可能性が高いと考えられます。

  • 暑くない場所や冬場でも、足の裏に大量の汗をかく
  • 靴下やストッキングが汗で濡れてしまい、1日に何度も履き替える必要がある
  • フローリングを歩くと、汗で濡れた足跡がはっきりと残ってしまう
  • サンダルや靴の中で足が滑り、歩きにくさを感じることがある
  • 睡眠中はそれほど足の裏に汗をかかない
  • 家族や親族の中に、同じように多汗症の症状を持つ人がいる
  • 足の汗の量や臭いが気になり、座敷での会食など靴を脱ぐ場面を避けている

足汗がすごいのはなぜ?原因は大きく2つ

足の裏に過剰な汗をかく足蹠多汗症の発症には、主に2つの要因が関わっています。

  • 自律神経の乱れ
  • 遺伝

それぞれ詳しく解説します。

自律神経の乱れ

私たちの体は、交感神経と副交感神経からなる自律神経によってコントロールされています。

  • 交感神経:活動時に優位になる
  • 副交感神経:リラックス時に優位になる

足蹠多汗症の場合、何らかの理由で交感神経が過剰に活発になっています。体温を下げる必要がない状況でも、脳から「汗を出せ」という指令が送られてしまうのです。

交感神経が過敏になる背景には、精神的なストレスや極度の緊張、不安などが関係しています。

例えば、大切な商談やプレゼンテーションの場、居心地の悪い職場で無理をして働いている状況などが原因です。

現代社会において完全にストレスをなくすことは困難でしょう。しかし、自律神経の働きを整えるアプローチは、治療において非常に重要な要素です。

遺伝

原発性局所多汗症の発症には、家族内での遺伝的背景が強く影響しています。原発性局所多汗症患者の、約65%に家族歴があるとの研究もあるほどです。

具体的な遺伝のメカニズムは、現在も医学的な研究が進められている段階です。どの遺伝子が直接的に関与しているかなどは、明らかになっていません。

しかし、汗腺の反応が敏感であるといった特徴が、親から子へ受け継がれやすいのは事実です。

「家族も汗っかきだから仕方がない」と諦めてしまう方もいらっしゃいます。

遺伝的要因が強い場合でも、現代の医療技術を用いれば治療は可能です。体質だからと悲観せず、適切な治療法を選択しましょう。

足蹠多汗症の治療法

足蹠多汗症には、以下の治療法が存在します。

治療法期待できる効果メリットデメリット
市販薬一時的な制汗・防臭ドラッグストアで安価に手に入る根本的な多汗症の改善は困難
処方薬【おすすめ】高い発汗抑制効果自宅で手軽に治療でき、身体負担が少ない毎日の継続的な使用が必要
ボトックス注射一定期間の発汗抑制4〜9ヶ月間は効果が持続する注射時の強い痛み、定期的な通院が必要
手術半永久的な発汗停止根本的な解決が期待できる代償性発汗や射精機能障害などのリスクがある

1つずつ詳しく見てみましょう。

市販薬を使う

最も手軽に始められる対策として、市販の制汗剤やデオドラント製品があります。ドラッグストアなどで販売されており、安価に購入できるのが特徴です。

また、通気性の良いインソールを入れるといった工夫と併用される方も多くいます。

市販薬を使う

吸水性の高い素材で作られた靴下を選ぶのも有効です。運動後や一時的な暑さ対策であれば、これらの市販品でも一定の役割を果たしてくれるでしょう。

しかし、足蹠多汗症という疾患レベルの過剰な発汗には対応が難しいのが現実です。

市販の制汗剤は、主に毛穴を一時的に引き締める目的で作られています。市販薬のみで症状をコントロールするのは、困難と言わざるを得ません。

処方薬を使う【おすすめ】

当クリニックが最も推奨するのが、専用の治療薬を使用するアプローチです。

市販薬とは根本的に異なり、多汗症の治療を目的として開発されています。有効成分がしっかり配合されているため、高い発汗抑制効果が期待できるでしょう。

処方薬の例としては、塩化アルミニウムなどがあります。

処方薬を使う【おすすめ】

自宅で毎日、患部に薬を塗布するなどの簡単なケアを継続するだけで十分です。洗顔や歯磨きのように、毎日のルーティンに組み込みやすいのも魅力です。

近年ではオンライン診療が普及し、スマートフォン一つで診察を受けられるようになりました。処方薬は自宅まで郵送されます。

ボトックス注射を打つ

処方薬以外の選択肢として、ボトックス注射による治療が挙げられます。

ボツリヌストキシンを、足の裏に直接注射する方法です。

交感神経から汗腺へ送られる、発汗を促す指令をブロックします。1回の施術で、4〜9ヶ月にわたって汗の分泌を抑える効果が持続します。

費用は1回数万〜15万円です。

しかし、ボトックス注射には「強い痛みを伴う」という明確なデメリットが存在します。

ボトックス注射を打つ

足の裏は皮膚が分厚い一方で、神経が集中しているデリケートな部位です。そのため、数十箇所にも及ぶ注射を打つ際の痛みはかなりのものです。

また、効果は半永久的なものではありません。汗を抑え続けるためには、効果がきれるたびに定期的な通院が必要です。

手術を受ける

多汗症治療の最終手段として、手術を検討される方もいるでしょう。一般的に広く知られているのは「ETS手術」です。

ETS手術とは:
脇の下などを切開し、胸部の交感神経を遮断する手術。

ETS手術は、手のひらや脇の多汗症には有効とされています。しかし、足の裏の多汗症に対しては効果が期待できません。

足の裏の多汗症を対象とする場合、「ELS手術」が選択肢になります。

ELS手術とは:
腰部の交感神経を遮断し、足の裏の発汗を止める手術。

しかし、この手術には「男性の射精機能障害」などの重篤なリスクが伴います。

そのため、手術は他の治療法をすべて試しても改善しない場合の最終手段として、慎重に検討してください。

足の裏の多汗症を放置するリスク

足の裏の多汗症を放置しておくと、以下のようなリスクが生じます。

  • 足の臭いが気になる
  • 水虫の温床になる
  • 日常生活で気になり続けることがある

それぞれ詳しく見てみましょう。

足の臭いが気になる

足蹠多汗症を放置する最大のリスクの一つが、強い足の臭いです。

足の裏から分泌される汗そのものは、本来ほぼ無臭の水分でしかありません。

しかし、密閉された環境下で大量の汗をかき続けると靴の中は高温多湿になります。この蒸れた環境は、皮膚表面の雑菌にとって絶好の繁殖条件です。

雑菌は、古い角質や皮脂などを餌にして爆発的に増殖します。その分解過程で、強烈な悪臭を放つのです。

特に仕事で長時間同じ靴を履き続ける方にとって、臭いの不安は大きなストレスです。取引先との会食など、急に靴を脱ぐ必要に迫られる場面もあるでしょう。

気になって仕事に集中できなくなるなど、社会生活においてマイナスの影響が生じます。

水虫の温床になる

足の裏に大量の汗をかき続ける状態は、皮膚の深刻なトラブルを引き起こします。その代表的なものが「水虫(白癬)」の発症です。

水虫(白癬)とは:
白癬菌というカビの一種が皮膚の角質層に感染して起こる感染症。

この白癬菌は、高温で湿度の高い環境を好む性質があります。

足蹠多汗症によって常に靴の中が蒸れている状態は、水虫の温床を作り出しています。足の指の間や足の裏が湿り気を帯びているためです。

水虫を発症すると、強いかゆみに襲われたり、皮膚がただれたりします。水疱ができるなど、非常に不快な症状が続きます。

水虫という二次的なトラブルを防ぐためにも、大元の多汗症治療を早急に行いましょう。

日常生活で気になり続けることがある

足蹠多汗症を放置することで生じる精神的な負担も、無視できるものではありません。足の汗を常に気にしながらの生活は、大きなストレスを伴います。

例えば、出かける予定の場所が、靴を脱がなければならないお店かどうかが常に気になるでしょう。

「大量に汗をかいて靴下を濡らしてしまったらどうしよう」という不安がつきまといます。

こうした不安は、行動の選択肢を大きく狭めてしまう原因です。友人とのお座敷での飲み会を断るなど、対人関係に消極的になってしまう方は少なくありません。

人の家へ遊びに行くのを躊躇してしまうこともあります。また、フローリングを歩く際に足跡を残さないよう、常につま先立ちで歩く癖がつくケースもあります。

足の裏の多汗症は、物理的な問題だけでなく、終わりのない精神的な縛りをもたらすでしょう。

こういった状況は、人生の質を著しく低下させます。思い切って治療を始めることが、心身の健康を取り戻す鍵となるのです。

足の裏の多汗症治療はビー・ファインクリニックにおまかせください

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予約は24時間365日、いつでも可能です。

無理に治療を勧めることはありませんので、少しでも多汗症にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

足の裏の多汗症の原因や治療法、放置するリスクなどについて解説しました。

足の裏の多汗症に関する悩みは、放置していても解決しません。多汗症について調べているこの機会に、まずは処方薬を用いた治療から始めてみましょう。

歯磨きや洗顔と同じように、処方薬を服用する・塗布するといった簡単な習慣を追加するだけで、足の裏の汗に関する悩みが改善されるはずです。

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